私はまずそうです

「温かな手」石持浅海

最初、いいな〜羨ましいな〜夢のようだな〜って思ったのですが、
もし実際にこういう方達が存在したとしても、
私は食糧にならないな〜って諦めました。
どう考えても、私はまずそうなので。

ほのぼのとしていて、少々ファンタジックなミステリかと思っていたのですが、
結末が少し切なかったです。
でも、切ないのって好きです。

温かな手温かな手
(2007/12)
石持 浅海

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テーマ : こんな本を読んだ - ジャンル : 本・雑誌

分娩台で・・・

「阪急電車」有川浩

子どもを産みました。

陣痛を逃すために、分娩台に持ち込んだ本は、
明るくてパワフルなラブコメ!
ミステリやサスペンスでは、痛みが倍増しそうだったので・・・。

この本を選んだのは、大当たりで、
1話が短い&読み易い、そして構成がとても上手でした。
相変わらず、読者へのサービス精神が旺盛だなあと思いました。

おかげで安産!でも、痛かった・・・。
ちなみに、産院に入院中は、
辻村深月さんの“スロウハイツの神様”を再読していました。
育児中の読書は、新作よりも再読の方が多いです。

阪急電車阪急電車
(2008/01)
有川 浩

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短いのがたくさん!

「いのちのパレード」恩田陸

ショートストーリーって、
書くのが難しいとおっしゃる作家さんは多いのですが、
読むのだって難しいです。

どんなに好きな作家さんでも、
これだけ短いのを、これだけ集められると、
正直言って苦しい。

次々に現れる違う世界に、入り込めなくって、
理性も感覚も、つるつると滑っていってしまうようでした。
1日1編ずつ読むというのがいいのかもしれません。

そんなわけで、
読了後に、“1番印象的だったのは?”と聞かれて、
まず浮かんだのは、1番最初のお話でした。
私の脳みそなど、そんなものです・・・。

いのちのパレードいのちのパレード
(2007/12/14)
恩田 陸

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女って残酷・・・

「リリイの籠」豊島ミホ

女の敵は、やっぱり女!
と、思ってしまうくらい、
女同士って残酷です。

よく、子ども、特に思春期頃の女の子って残酷だと言いますが、
基本的には、物心ついた時からず〜っと、
女って変わらない気がします。
多分、一生通して。

私は共学だったので、女子校の雰囲気ってよくわかりませんが、
女の集団って怖いというのは、身に染みてわかります。
でも、最近では、群れている男の方が怖いか・・・。

女流作家さんの、ドロドロっとした女臭さは苦手ですが、
女臭さが魅力的という本もあるんだなあと思いました。

リリイの籠リリイの籠
(2007/12/14)
豊島 ミホ

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苦手なオヤジタイプ

「夢見る黄金地球儀」海堂尊

あまりにもオヤジ(苦手なタイプの)過ぎる為、
もう読まないぞ!と決めていた海堂尊作品ですが、
ミステリフロンティアに進出!に驚いて、
ついつい読んでしまいました。

が、辛かった・・・。
ここまで純粋なエンターテイメント系作品を読むのに、
ここまで時間がかかってしまうなんて・・・
とがっかりしてしまうくらい、読了が大変でした。

ミステリフロンティアにしては、異色作品ですね。
それにしても、言語センスやら、ノリやらが、
あまりにも古くさいので、
もう少し年齢が上の方かと思っていたのですが、
まだ40代・・・。そうでしたか・・・。

夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア 38)夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア 38)
(2007/10)
海堂 尊

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嵌められたくない!

「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎

毎度思うのですが、
やっぱり伊坂幸太郎は凄いです。
はずさないです。楽しませてくれます。完成度高いです。

文体が・・・とか、ストーリーが・・・とか、構成が・・・とか、
他の本では感じてしまう引っかかりが、
全く無しに、最後まで読み切らせてくれます。
こういう、力のある作家さんって、
なかなかいません。

私の知人は、本書を読了した後、
“俺には首相は殺せねえ”などと、
物騒なことを呟いておりました。
首相じゃなくとも、そう簡単に人を殺せる者など、
そうそういて欲しくありません。

けれども、こんな風にして、
巨大な組織やら集団やらに嵌められてしまう事態って、
現実的に結構有りそうなので恐ろしいです。

ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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美食ミステリ

「タルト・タタンの夢」近藤史恵

美食+小説って、卑怯だ!
でも、大好き。

本書は、〈美食+ミステリ+連作短編〉形式で、
昨年、石持浅海さんが出した、
“Rのつく月には気をつけよう”と、
“心臓と左手”と、同系列です。

こういう、まずはずれの無い本というのは、
気軽に手に取れるし、読み易い。
ミステリファンじゃなくとも、
食べ物の部分やキャラクター読みだけでも
十分エンターテイメントになってしまいます。
私にとっても、大好物。

“タルト・タタンの夢”は、フレンチレストランミステリです。
甘い物&ワイン好きの私としては、
タルトタタンと、ボンボン・オ・ショコラ、
そしてフロマージュのお話にうっとりしてしまいました。

タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)
(2007/10)
近藤 史恵

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