最後の御挨拶・・・

「たぶん最後の御挨拶」 東野圭吾

まさか、東野圭吾が断筆宣言!?
と思うようなタイトルだったのですが、
エッセイはこれきり、という事らしいです。
でも、作家さんって色々な所に寄稿されるので、
「これが最後の御挨拶2」とか有りえそうですが。

東野圭吾さんの作品で、1番初めに読んだのが「天空の蜂」。
実際に起こりそうで、しかも破壊力の有る犯罪と、
ヘリのホバリングが聞こえてきそうな臨場感。
いいじゃないか〜と、次々と何作か読んだのですが、
「天空の蜂」は彼の作品の中でも、
若干カラーの違った作品だったのですね。

その後、みるみるうちに売れっ子作家さんになられたのですが、
どの作品も、さらりと読ませて、沢山の人を楽しませる、
みんなが求める作家さんといったポジションは、凄いなあと思っています。

「たぶん最後の御挨拶」の中で、
彼の好きな映画10タイトルがあげられているのですが、
彼自身のポジションと実にかぶって感じられました。
“何度も読み返したい”という部分ではないのですが・・・。

たぶん最後の御挨拶 たぶん最後の御挨拶
東野 圭吾 (2007/01)
文藝春秋

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天空の蜂 天空の蜂
東野 圭吾 (1998/11)
講談社

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今まさに・・・

「パラレル」長嶋有

人生、何が起きるか分からないものです。

私は長嶋有さんの大ファンで、最も好きなのが「ジャージの二人」。
次がこの「パラレル」です。
(自慢ですが、名前入りのサイン本まで持ってます!)

木訥そうに見えて、実は選び抜かれた言葉づかい、
まさにプロだなあ・・・って読んでいました。
特に「パラレル」には名言が多い。
実生活で思わず使ってみたくなるフレーズが
数多く出てきます。

けれども、まさか、物語と同じ事が自分の身に同じ事が起ころうとは。
本当、人生何が起きるか分からないものですね。

唯一の救いが、「パラレル」と「ジャージの二人」を
心染み入るくらいに再読できたことでしょうか・・・。
本当、辛いです。
何事も自分の身に起きてみなくては分かりません。


パラレル パラレル
長嶋 有 (2004/06/26)
文藝春秋

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ジャージの二人 ジャージの二人
長嶋 有 (2003/12)
集英社

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