同窓会案内、沢山届きます

「ホテルジューシー」坂木司

今回はホテルの従業員物で、
“シンデレラ・ティース”の姉妹編でした。

姉御肌で、情に脆いけれど、
少々おせっかいが過ぎる主人公には、
そういや、こういう人いるな〜
なんて思ってしまいました。
長女+大家族+寮長もしくは委員長+幹事のイメージ。

こういう人がいるから、
どこに引っ越しても
ちゃんと同窓会の案内が届いてしまうし、
同窓会名簿もなくならないんですよね・・・。

ともあれ、様々なトラブルに顔をつっこんでしまうので、
物語では重宝されるキャラクターですよね。
テンポも良く、読みやすく、
飽きさせない連作短編、
相変わらず良かったです。

ホテルジューシー ホテルジューシー
坂木 司 (2007/09)
角川書店

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シンデレラ・ティース シンデレラ・ティース
坂木 司 (2006/09/21)
光文社

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禁酒中・・・

「心臓と左手」石持浅海

似たような本を2冊続けて出してくれました。
“Rのつく月には気をつけよう”は、
持ち寄りのお酒とおつまみで解く、お茶の間ミステリで、
ほんわかした雰囲気だったのですが、
本書はもう少し殺伐としていました。

あの“月の扉”の座間味君と刑事さんが、
居酒屋で話をしながら解く、殺人事件。
血まみれのえぐい話をしながら、
ぱくぱくと食べ続けるっていうのが怖い。

飲む+ミステリという所は共通していますが、
本書の方は、よりミステリ重視です。
ああ、よりによって禁酒している時に!!
飲みに行きたいなあ・・・。

心臓と左手  座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス) 心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)
石持 浅海 (2007/09/21)
光文社

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月の扉 (カッパ・ノベルス) 月の扉 (カッパ・ノベルス)
石持 浅海 (2003/08/21)
光文社

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どこかで聞いたような・・・

「交渉人遠野麻衣子・最後の事件」五十嵐貴久

内容も、タイトルからして、
どこかで読んだような、見たような・・・。
既存の事件やら、ドラマやら、小説やらを
つなぎ合わせたような、そんな印象でした。

五十嵐貴久さんの小説は、
どのジャンルでも安心して読める、
ゴールデンタイムのドラマみたいな明るさがあって、
何と言ってもハッピーエンドが約束されているのが嬉しい。

でも、本書はちょっと暗めだったなあ・・・。
もうちょっと、けろっとしているお話の方が好みです。

交渉人 遠野麻衣子・最後の事件 交渉人 遠野麻衣子・最後の事件
五十嵐貴久 (2007/09/11)
幻冬舎

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